何に困ってますか?
  1. 代車
  2. 自動車保険
  3. 修理代

事故の時は、何を確認しないといけない?はじめての方にもわかりやすく説明します。

はじめての方は特に、事故を起こした後、何がどうなるか経験がありません。流れに任せてしまう方も多いようです。忙しいから、詳しくないからと保険会社や、修理会社の任せっきりにすることは、できれば避けたいものです。

ケガはありませんか?

車をぶつけた時の衝撃はすさまじいものです。相手がいる場合は、人命救助第一です。たまに結構激しくぶつけた加害者が、被害者がぐったりしているのに自分の車ばかり気にしていたなんて話も聞きます。自損事故でも、自分でぶつけたからと何のケアももしないのも後から体調不良になることもあります。初動がとても大切でその日はできるだけ安静にするなど、気をつけてほしいです。搭乗者傷害保険というのもあります。

相手はいますか?

自損事故か、相手がいる交通事故か、それによって必要な情報、案内する内容が変わります。相手がいる交通事故の場合は、報告義務がありますので、ケガのあるなし、過失に関係なくまず警察に届けることが先決です。損傷具合関係なく届けましょう。たまに聞くのは、「保険に入ってない」「お金がない」「点数がない」などで警察に連絡しないよう懇願する方もいます。そのケースですべてスムーズに進んだことはほとんどないです。どれだけ簡単な修理でも、修理会社を相手に任すことも危険です。

自走できますか?

自走不可の場合は、保険会社のレッカーサービス、ロードサービスを使いましょう。基本条件を満たせば、保険会社によっては、距離が決まっていたりすることもありますのでお気を付けください。

※代理店型の保険に加入の方は、代車特約に加入がなくても、レッカー搬送を条件に代車費用が補償されるサービスがついてることもあります。ご確認ください。

自走不可の条件とは

損傷状況はどうですか?

自費での修理でも、保険での修理でも、一度概算で修理にかかる金額がわからないと、その後の対応が変わってきます。保険使用は最後に決めることも可能ですが、損傷内容によっては、お得に修理するための選択肢が少ないケースもあります。

過失はありますか?

過失割合によって、案内することが変わります。例えば、あなたの過失割合が20%、30%の場合は、修理代を割り引くことで、金額面からいうと自費で修理した方がお得なことが多いです。10対0の事故で被害者の場合は、ディーラーに行く方も多いようです。ですが、すべて交換修理になる可能性が高いので、事故車や修復歴車になってしまうこともあります。

事故車にしない為の知識

相手の任意保険、確認しましたか?

任意保険に未加入の方も一定数いるという現実

事故の相手が任意保険に未加入の場合は、気をつけてください。相手が任意保険未加入のケースはかなり面倒です。過失を相手が認めない、修理代が高いと相手がごねる、修理代をすぐに払ってくれないなんてこともあります。車両保険に加入の場合は、車が手つかずになるという最悪の事態を免れることもできますが、車両保険に未加入の場合は、自費でまず払ってからになることもしばしばです。しかも、長期戦になることが容易に想定できます。

修理可能ですか?

廃車になるほどの損傷の場合は、買い替えも検討することになります。

廃車になるほどの損傷、車両価値を超える修理代の場合は買換えも視野に入ります。稀なケースですが、希少車種の場合や、思い出がある車は、車両価値より修理代が高くても、修理するお客様はいらっしゃいます。ただ、相手がいる事故の場合は、事故状況、加入保険の内容、過失割合によって手元に残る金額も変わってくる可能性もあります。

コーティング施工証明書はありますか?

コーティング施工証明書があれば、保険での修理で費用が負担されます。部分施工も可能です。

保険は使いますか?

検討せずに車両保険を使うと、次回の契約更新時に保険料が高くなってしまいます。車両保険を使った場合の次回の保険料の増加分より修理費用が小さくて、費用を自分で負担することができる場合は、修理費用は自己負担した方が良かったりします。交換修理と言われた損傷を板金塗装で修理したり、リサイクルパーツを使うなどして修理費用を抑えてくれる修理会社もございます。

代車特約は入ってますか?

車両保険加入を契約の方で代車特約を加入の方は、代車費用(レンタカー)が保険で補償されます。修理を保険で修理せずに、代車特約でレンタカー費用を補償しても、保険の等級が変わらないということもあります。

※代理店型の保険に加入の方は、代車特約に加入がなくても、レッカー搬送を条件に代車費用が補償されるサービスがついてることもあります。ご確認ください。

無料代車は必要ですか?

事故の後、初めての方は冷静でいれる方は少ないと思います。ですが、車が乗れない状況になってしまって、通勤や送迎に必要な車がないと困りますよね。まず保険会社に確認してレンタカーなどの補償があるかの確認、補償がなければ出される修理会社に前もって確認しましょう。

 中古パーツは使いますか?

中古部品やリビルト品などがあると、修理代が抑えられることも

損傷具合によりますが、中古部品、リビルト品、社外品、リサイクルパーツを使えると、修理代が安く抑えることが可能となります。ですが、今ではどこの修理工場でも中古部品を使用することが多くなったので、あなたのお車にあった中部品が見つかるのは難しくなりました。

その修理で事故車になりませんか?

事故車になるかならないかは、車の価値に関わること

修理会社によっては、事前に説明をしてくれる会社もありますが、そうでないこともあります。修理会社の修理方法によっても変わりますし、事故車にならないからと言って仕上がりが悪いと困ることもあります。所有している車の価値や使用方法を考え、しっかり修理会社と相談してから修理しましょう。

事故車にしない為の知識

 修理期間は気になりませんか?

修理期間は、修理会社によって異なる

修理のサービスを取り扱っている会社には様々な業態があります。ディーラー、板金工場、整備工場、チェーン店などがあり、損傷具合や修理内容によって期間は異なります。部品が必要な場合は、部品が到着するまでにかかる期間がプラスされます。

まとめ

事故起こすと、さまざまなことを確認しなければなりません。基本的には、上記に記載したほとんどが保険会社の担当者から、ヒアリングされます。ただ保険会社や修理工場にまかせっきりにしてしまうと、問題が出ることも多いです。