廃車の手続き方法と費用|必要書類・還付金・無料で処分する方法

廃車の手続き方法と費用

必要書類 還付金 無料で処分

「廃車にしたいけど手続きがわからない」「費用はいくらかかる?」
この記事では、廃車の手続き方法と費用を詳しく解説。
還付金無料で廃車にする方法もまとめました。

廃車費用の結論

自分で手続き:一時抹消350円/永久抹消は無料(+解体費1〜3万円)
買取業者に依頼:0円以上で買取+手続き無料代行

おすすめ:廃車買取業者に依頼(費用0円+買取金がもらえる)

廃車の種類(永久抹消と一時抹消)

廃車には「永久抹消登録」と「一時抹消登録」の2種類があります。どちらを選ぶかで手続きや費用が変わります。

永久抹消登録

車を解体して二度と乗らない場合

  • 車を解体してから手続き
  • 二度と公道を走れない
  • 自動車税・重量税が還付される
  • 手続き手数料は無料
  • 解体費用が別途かかる

一時抹消登録

一時的に使用を中止する場合

  • 解体せずに手続き可能
  • 再登録すれば再び乗れる
  • 自動車税が止まる(還付あり)
  • 手続き手数料は350円
  • 車の保管場所が必要
比較項目永久抹消登録一時抹消登録
再登録不可可能
解体必要不要
手数料無料350円
自動車税還付ありあり
重量税還付ありなし
こんな人向けもう乗らない車海外転勤、長期入院など

迷ったら一時抹消がおすすめ

「解体するかまだ決めていない」という場合は、まず一時抹消登録をしておくと自動車税の請求が止まります。
その後、じっくり考えてから永久抹消(解体届出)することもできます。

必要書類

永久抹消登録の必要書類

  • 車検証(自動車検査証)
  • ナンバープレート(前後2枚)
  • 印鑑証明書発行3ヶ月以内
  • 実印
  • 「移動報告番号」と「解体報告記録日」のメモ解体業者から通知
  • 手数料納付書運輸支局で入手
  • 永久抹消登録申請書(OCR申請書)運輸支局で入手
  • 自動車税申告書運輸支局で入手

一時抹消登録の必要書類

  • 車検証(自動車検査証)
  • ナンバープレート(前後2枚)
  • 印鑑証明書発行3ヶ月以内
  • 実印
  • 手数料納付書運輸支局で入手
  • 一時抹消登録申請書(OCR申請書)運輸支局で入手
  • 自動車税申告書運輸支局で入手
  • 登録手数料350円分の印紙

追加書類が必要なケース

車検証と印鑑証明書の住所が異なる場合:住民票(2回以上転居の場合は戸籍の附票)
氏名が変わっている場合:戸籍謄本
代理人が手続きする場合:委任状(実印押印)
所有者がローン会社やディーラーの場合:所有権解除の手続きが先に必要

手続きの流れ

永久抹消登録の流れ

1

解体業者を探して車を解体

自動車リサイクル法に基づく解体業者に依頼します。
解体が完了すると「移動報告番号」と「解体報告記録日」が通知されます。
この情報は手続きに必要なので必ずメモしておきましょう。

2

必要書類を準備

印鑑証明書(発行3ヶ月以内)を取得し、車検証・ナンバープレートを用意します。
ナンバープレートは自分で取り外すか、解体業者に依頼します。

3

運輸支局で手続き

ナンバープレートを管轄する運輸支局に行き、申請書類を記入・提出します。
受付時間は平日のみ。年末年始や3月は混雑するので避けるのがおすすめ。

4

税金の還付申請

運輸支局内の自動車税事務所で税申告書を提出します。
自動車税・重量税の還付がある場合は、後日指定口座に振り込まれます。

5

保険の解約・返戻手続き

自賠責保険・任意保険の解約または休止手続きを行います。
残期間に応じて保険料が返戻されます。

業界22年の本音

正直、永久抹消を自分でやるのはおすすめしません。

解体業者を探す手間、ナンバープレートの取り外し、平日に運輸支局へ行く時間…。
しかも解体費用として1〜3万円がかかります。

廃車買取業者に依頼すれば、引き取り・解体・手続きがすべて無料
さらに買取金までもらえることも。事故車・不動車でも0円以上で引き取ってもらえます。

廃車にかかる費用

自分で手続きした場合

項目永久抹消登録一時抹消登録
登録手数料無料350円
印鑑証明書約300円約300円
解体費用1〜3万円不要
レッカー代
(自走不可の場合)
1〜3万円不要
合計2〜6万円程度約650円

業者に依頼した場合

依頼先費用備考
廃車買取業者0円
(買取金がもらえることも)
引き取り・解体・手続き無料
ディーラー1〜5万円下取り時は無料の場合も
行政書士1〜2万円
(代行手数料のみ)
書類手続きの代行のみ

廃車買取業者が最もお得

廃車買取業者は、車を解体してパーツや素材として再販するため、
どんな状態の車でも0円以上で買い取ってくれます
事故車・不動車・水没車でも費用がかからず、むしろお金がもらえます。

還付金(戻ってくるお金)

廃車にすると、先払いしていた税金や保険料が還付されます。還付金の種類と金額の目安を確認しましょう。

還付金の種類永久抹消一時抹消還付額の目安
自動車税ありあり残月数×月割額
自動車重量税ありなし残車検期間に応じて
自賠責保険ありあり残月数に応じて
任意保険ありあり残月数に応じて

自動車税の還付額の計算例

例)8月に廃車したプリウス(排気量1,800cc)の場合
自動車税(年額):39,500円
還付対象月数:9月〜3月の7ヶ月
還付額:39,500円 ÷ 12ヶ月 × 7ヶ月 = 約23,000円

軽自動車は自動車税の還付なし

軽自動車の自動車税(軽自動車税)は年払いのため、
月割り計算がなく、途中で廃車にしても還付されません
軽自動車を廃車にするなら、3月〜4月のタイミングがおすすめです。

無料で廃車にする方法

廃車買取業者に依頼すれば、費用0円で廃車にできます。むしろ買取金がもらえることも。

廃車買取業者のサービス内容

無料で対応してくれること

  • 車の引き取り(レッカー代無料)
  • 解体処理
  • 抹消登録手続きの代行
  • 還付金の手続き代行
  • 古いバッテリーの廃棄

買取可能な車の状態

車の状態買取可否
事故車(全損・フレーム損傷)買取OK
不動車(エンジンがかからない)買取OK
水没車買取OK
車検切れ買取OK
10年以上・10万km以上買取OK
業界22年の本音

廃車買取業者が0円以上で買い取れる理由は、パーツや素材に価値があるからです。

エンジン・ミッション・ドア・ライトなどのパーツは海外で需要があり、
鉄・アルミ・銅などの素材もリサイクルで再販できます。
そのため、どんな状態の車でも価値があるのです。

複数の業者に見積もりを取ると、買取金額に差が出ることも。
最低2〜3社に見積もりを依頼するのがおすすめです。

よくあるご質問

Q廃車手続きにはどのくらい時間がかかりますか?

運輸支局での手続き自体は1〜2時間程度です。ただし、永久抹消の場合は事前に解体が必要で、解体完了まで1〜2週間かかることがあります。廃車買取業者に依頼すれば、引き取りから手続き完了まで1週間程度で完了します。

Q車検が切れていても廃車にできますか?

はい、車検切れでも廃車にできます。ただし、車検切れの車は公道を走行できないため、レッカーで運ぶ必要があります。廃車買取業者なら、レッカー代無料で引き取ってもらえます。

Qローンが残っていても廃車にできますか?

ローンが残っている場合、車検証の所有者がローン会社やディーラーになっていることが多く、所有権解除の手続きが必要です。まずはローン会社に連絡して、残債の清算と所有権解除について相談してください。

Q他人名義の車を廃車にできますか?

名義人の委任状(実印押印)と印鑑証明書があれば、代理人でも手続きできます。名義人が亡くなっている場合は、相続人からの委任状と、被相続人との関係を示す戸籍謄本が必要です。

Qナンバープレートがない場合はどうすればいい?

盗難や紛失でナンバープレートがない場合は、「返納できない旨の理由書」を添付すれば手続きできます。盗難の場合は警察への届出も必要です。

Q軽自動車の廃車手続きは普通車と違いますか?

軽自動車は運輸支局ではなく「軽自動車検査協会」で手続きします。また、永久抹消は「解体返納」、一時抹消は「自動車検査証返納届」という名称になります。印鑑証明書は不要で、認印で手続きできます。

廃車の手続き まとめ

  • 永久抹消:解体して二度と乗らない場合(手数料無料)
  • 一時抹消:一時的に使用中止する場合(手数料350円)
  • 自分で手続きすると2〜6万円かかることも
  • 廃車買取業者なら費用0円+買取金がもらえる
  • 自動車税・重量税・保険料の還付がある
  • 軽自動車は自動車税の還付なし
  • 事故車・不動車・水没車でも買取OK

廃車を検討しているなら、まずは廃車買取業者に無料見積もりを依頼するのがおすすめです。
自分で手続きするよりも費用がかからず、むしろ買取金がもらえる可能性があります。

梅原隆也
この記事を書いた人

梅原 隆也

自動車関連事業で22年。福岡で中古車販売店の店長、退職後、板金塗装工場で修行。その後、国家資格保有者が複数在籍する認証工場で磨き・コーティングを担当。受付として月間300件もの問い合わせに対応し、保険会社との交渉、引き取り・納車まで毎月100台近くを管理していました。